宇部のハンドメード雑貨店「LITTLEPIG（リトルピッグ）」（宇部市亀浦3、TEL 0836-51-4857）で現在、今春アメリカから帰国した女性が「洋古書フェア」を開いている。

英語の絵本と同じ日本語訳の絵本も

　フェアを開いているのは、アメリカ・シカゴに3年間居住していた宇部出身の野原亜紀子さん。滞在中、自分の子どもに読み聞かせるために、ガレージセールや古本屋で収集した絵本や図鑑など約1000冊のコレクションの中から約800冊を展示即売する。

　展示しているのは、世界的にポピュラーな「ハリー・ポッター」、ディズニーの「モンスターズインク」や、現地の小学校で実際に教材として使われているというペーパーマガジンなど。価格帯は、絵本・ペーパーマガジン＝150円～600円、辞書＝1,800円～3,500円。本選びの「アドバイザー」として、全てを読破した野原さんの長女・祐未さん（小学5年）が常駐する。

　「アメリカに行き日本でも英語が必要だと感じた。日本でも身近に子どもたちに洋書を読んだり触れたりする機会があればと思い販売を決めた」と野原さん。7月中旬にはECサイト「Field +A（フィールド・プラス・エー）」を立ち上げ、今後はインターネット販売にも力を入れていくという。

　「アメリカの小学4年生が読む本は、日本では中・高校生が読むレベルのものなので、学生や興味のある大人の方にも読んでもらえたら」とも。

　営業時間は11時～16時。水曜・日曜定休。8月11日まで。