宇部のカフェ「126(いちにろく)」(宇部市中央町1、TEL 0836-39-8979)で10月16日、「ラテアート教室」が行われた。
1月26日にオープンした同店が、カプチーノやカフェラテにサービスする「ラテアート」を好む利用客からの要望に応え初めて開いた同教室。スペシャルティコーヒーを扱う店主の村田厳郎さんが講師を務めた。
教室には20代の男女4人が参加。村田さんはまず、カプチーノとカフェラテに描くことの違いやミルクは甘みを保つために65度以下で作ること、ミルクを泡の下に注ぐことなどを伝授。参加者は、4種類の豆を入れた同店オリジナルブレンドのエスプレッソコーヒーを使い、ラテアートの「基本」だというハート模様にチャレンジ。1人8杯を使って基本模様の習得に挑んだ。
宇部から参加した橋本歩さんは「家でカフェラテに絵が描けたらもっとおいしくなると思い参加した。想像していたよりも泡の調節が難しく、細長いハートになってしまった。奥が深いと感じた」と話す。山陽小野田から参加した五嶋元彦さんは「初めての体験だったが、きれいに描くことができたので、エスプレッソマシンを購入しようかと思う(笑)。ますますコーヒーが好きになった」と笑顔を見せる。
「ラテアートの魅力は、飲めてみんなが笑顔になれるということ」と村田さん。「たくさん注いで何度も体験してもらいたかったので少人数で行ったが、ハートが描けていたのでよかった。僕がそうだったように、ラテアートはコーヒーを好きになるための入り口。コーヒーのおいしさも伝えていきたい」とも。
今後は月に1度の予定で開催する。料金は3,000円。情報は随時フェイスブックで発信する。