山口・道場門前のカフェ「FRANK(フランク)」(山口市道場門前2、TEL 083-932-4836)は11月17日、ギャラリーを新設した。
店主・秋本野歩さんの「カフェ好き」が高じて1999年にオープンした同店。「JR山口駅から延びるこの通りが寂しくなってきたので盛り上げていきたい」と、これまでバックヤードにしていた同店3階約6坪のスペースを開放し、ギャラリーを新設した。
今月25日まで、初の企画展となる「うえのけいこの陶器」を開催。陶器の器や大小のオブジェ、ボタンなど「そのときの感情で思いのままに作ったような、ざっくりとした大胆さがある」(秋本さん)作風の約150点を展示即売している。
秋本さんは京都府内の美術大学出身。今後は、山口県内の作家をベースに「作品を自宅に持って帰ったときに、生活のワンポイントになるようなものや形にこだわったもの、コミュニケーションがとれて楽しくできるかどうか」などを基準に、2~3カ月に1度のペースで作品展を開く予定。
「人と人がつながるポイントのカフェで新たな取り組みをすることで、新しい縁や情報を発信していきたい。来年はすでに3回開催することが決まっている。まだ同店のことを知らない方へ向けたアプローチの一つとしても、気軽に来店いただければ」とも。
開廊時間は12時~18時(カフェの営業時間は11時30分~18時、金曜・土曜は翌1時まで)。