山陽小野田の江汐公園（山陽小野田市高畑）で4月21日、春の恒例イベント「つつじまつり」が今年も開催される。

ツツジが咲き乱れる

　バラやアジサイなど四季折々の花が見られ、地元の「ツツジの名所」として知られる同園には、約5万本のコバノミツバツツジのほか、ヒラドツツジ、クルメツツジ、サツキツツジなど約1万本が植樹されており、赤やピンク、紫などに色づき見頃を迎えている。ツツジは山陽小野田の市花にも指定されている。

　当日は、11時から「グリーン広場」で式典を行うほか、餅まきなどを実施。飲食ブースも用意し、「どんぐり山」では宝探しゲームを行う予定。

　「今年は桜の開花が早かったように、ツツジの開花も1週間～10日ほど早かった」と同園管理棟・管理人の磯部吉秀さん。見どころは「ツツジ山の周遊路。特に江汐湖橋と江汐大橋の間の道は素晴らしい」と笑顔を見せる。コバノミツバツツジは今月20日・21日ころにかけて満開になる様子だという。

　同日はイベントに合わせて、管理棟内に食堂「未来の食卓」がオープン。「肉うどん」や「カレー」（以上450円）、「ソフトクリーム」（200円）などのほか、コーヒーや国産のジュースを提供する。

　「『そのままの自然』があることが当園の魅力。違う品種が徐々に咲くので5月中旬ころまでは楽しめる。食堂も始まるので春を感じに来園いただければ」と磯部さん。

　問い合わせ先は江汐公園振興会事務局（TEL 0836-82-1134）まで。