宇部・真締川のアザラシを「マジちゃん」と命名-サイトも開設

宇部・真締川に現れたアザラシの「マジちゃん」

宇部・真締川に現れたアザラシの「マジちゃん」

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 宇部・真締川(まじめがわ)で8月中旬から姿を現したアザラシ「マジちゃん」が話題を集めている。

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 アザラシが出没するのは、宇部市中心部を流れる真締川の河口付近。宇部市役所そばの緑橋から真締大橋の間約500メートルの区間での目撃情報が寄せられている。今週20日からテレビの地域ニュースで報道されはじめ、22日には新聞や全国放送のワイドショーでも取り上げられたことから話題となり、多くの人が真締川に見学に訪れている。

 23日夕方には約100人が真締川の新川大橋付近に集まり、カメラ付き携帯電話やデジカメで、何度も水面から顔をのぞかせる「マジちゃん」を撮影していた。見学者の中には、2時間以上も観察している人や望遠カメラを持った人の姿も。

 宇部市では22日、「宇部まじめ」(愛称=マジちゃん)と命名。同日、同市ホームページに「アザラシのマジちゃん」ページを設置し、目撃ポイントや投稿されたマジちゃんの写真を掲載している。

 同市の藤田忠夫市長は「毎日多くの市民の皆様に、愛嬌あふれる表情を振りまき、元気な姿で真締川を泳いでいる、アザラシのマジちゃん。連日の猛暑のなか、本来寒冷地帯が生息域なので心配な面もあるが、これからもペリカンのカッタ君同様に宇部市民のアイドルとして、一日も長く、元気な姿を多くの皆様に披露してもらいたい」とコメントを発表している。

宇部市役所ホームページ(©マルニ)

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