山陽小野田のSC・おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)の核テナント「ゆめタウン小野田」(TEL 0836-83-3060)が6月20日、オープンから1周年を迎えた。
オープン時と比較すると約1.4倍「来店客数・売り上げ額が増加」
県内10店舗目の「ゆめタウン」として、近郊30万人の商圏を見込んでオープンした同店。平田明寛店長は「バレンタインや母の日などの特設イベントに力を入れ、実績を出しながら積極的に挑戦した1年だった」と振り返る。「オープン時と現在を比較すると、1.3~1.4倍ほど来店客数・売上額が増加した。特に安心・安全がモットーの食料品売り場に大きな支持をいただいている」と話す。
今後については「SC内のテナントと競合しない商品を増やすなど、ニーズに合わせた品ぞろえが課題になってきている。イベントなどでお客さまのハートを着実にキャッチできている感触があるので、さらに10~15%の来店客数・売上額の増加を目指していく」と意気込みを話す。
同SCを運営する小野田商業開発の福谷晋治さんは「開店直後や平日の夕方から夜にかけての来店客が増え、30代がコアな客層ながらシニア層も増えた。来店者数は前年比112.9%と年々伸び続けており、全体としての売り上げも33カ月連続前年超えで伸び続けている。地域の方に足しげく通っていただいており『足元商圏』が非常に強化された」と効果を話す。
同店横の輸入食品店「ジュピター」の岩間智子店長は「この1年間で客層が若くなったと感じる。当店の売上額は約20%増加しており、『ゆめタウン』になったことによる相乗効果では」と話す。
今月20日から23日まで「誕生1周年祭」としてイベントを開催。24日までは熊本の食品や土産品などをそろえた「熊本うまかもん祭り」を開くほか、21日には熊本県のPRマスコットキャラクターの「くまモン」が来場。22日には「仮面ライダーウィザード握手会」などが行われる。
営業時間は9時30分~21時30分。