夏休み中の子どもを対象に、宇部の魅力を伝える体験イベント「キッズうべたん」の参加予約受け付けが7月8日、始まる。
宇部の魅力の再発見と地域活性化を目的に、2010年からこれまでに4回開催してきた体験型観光イベント「うべ探検博覧会」のキッズ版として初開催する同イベント。小・中学生に、地元に愛着や誇りを持ってもらうことを目的に、市の委託事業としてNPO法人うべネットワーク(宇部市新天町1)が主催する。
7月20日から8月11日までの期間中、地元の企業や趣味教室などを開く個人などから募った24の体験プラグラムを用意。「職業体験」「物作り」「遊び」の3ジャンルで市内各所を会場に展開する。
プログラム内容は「名人に学ぼう!『ちくわ作り』に挑戦!」(宇部蒲鉾)や「めざせ!とうげいか!じぶんカップをつくろう」(萩焼窯元 塔陶山)、「お寺に泊まろう!小坊主合宿」(善福寺)や「記者・新聞づくり体験」(宇部日報社)などで、総定員は441人。
「うべ探検博覧会の定番プログラムもキッズ向けにして取り込み、夏休みの宿題もできて思い出にもなる内容になった」と、同イベントを運営するうべ探検倶楽部の中村幸治さん。「プログラムを提供してくださったどの個人や企業の方も、子どもたちに伝えたいと強い思いを持たれている。自分が好きなことが見つかるきっかけにもなれば」とも。
参加予約は、電話かホームページで受け付ける。問い合わせはうべ探検倶楽部(TEL 0836-39-7460)まで。