JR宇部新川駅近くのカメラ店「山本写真機店」(宇部市中央町1)のギャラリーで現在、宇部をテーマにした写真展「みなとまち、こ うべ」が開かれている。
同展を開いたのは宇部在住のアマチュアカメラマン・茅智臣さん、河村弥生さん、中尾亜希子さん、宇部出身の江本タダシさんの4人が結成したグループ「Ex;tend(エクステンド)」。宇部ときわ公園や山口宇部空港、市街地や海岸などで「それぞれの感性で感じた宇部」を撮った写真20点を展示する。
カメラ歴約6年の中尾さんは「きっかけは、みんな同じカメラを使っていて意気投合したこと。4人とも個性が強い写真を撮るので、同じ場所でも見え方が違う」と話す。
「出展用の写真を撮りに市内のあちこちを歩いたが、歩かなければ目に留まらなかったことがたくさんあり、宇部の見方が変わった。地元にもまだ魅力がたくさんあると気付いた」と中尾さん。「願望だった写真展の開催をかなえることができた。4人がそれぞれに感じた宇部を見てもらえれば」とも。
開催時間は9時~19時(最終日は15時まで)。今月16日まで。