宇部市役所前で9月24日、来年4月からの消費税増税を反対するデモ運動が行われた。主催は、消費税廃止宇部地域連絡会と消費税をなくす宇部の会。
「消費税増税中止を求める9.24昼休みデモ」と題し、ランチタイムに行われた同デモには一般市民など約70人が参加した(主催者発表)。
参加者らは宇部市役所前で約15分ほどの決起集会を行った後、「消費税の大増税反対」「増税するなら富裕層と大企業からとれ」や「大型公共事業と軍事費の無駄を削れ」などのシュプレヒコールを上げながら、新天町商店街内や市役所前の国道を約30分にわたりデモ行進した。
消費税廃止宇部地域連絡会の森脇清隆さんは「安倍総理は増税をすでに決めているようだが、増税をすると社会の現状は悪化する。労働賃金が上がらないばかりか、商店や中・小企業の売り上げも上がらず10月からは年金も減額になる中で、庶民がますます苦しくなる政策は止めてほしい」と訴える。
消費税率8%への増税をめぐっては、10月1日に安倍晋三首相が実施か否かの最終判断を行う方針。