宇部・新川の「山本写真機店」(宇部市中央町1)のギャラリーで現在、木版画「池田修三展」が開かれている。
同展は、秋田県にかほ市象潟町出身で木版画家の故・池田修三(1922~2004)の作品展。池田修三の作品集「センチメンタルの青い旗」の出版を記念し、同作品集の編集者で雑誌「Re:S(リス)」や秋田県のフリーマガジン「のんびり」を手掛ける藤本智士さんが全国巡回展としてプロデュースした。
池田修三の作品は、1980年代に秋田相互銀行の通帳やNTTなどの企業カレンダーに採用され、地元の人に長く愛されてきたという。今回は、にかほ市象潟郷土資料館や秋田県在住の個人のコレクションから借り受けた20点を展示する。
同店の山本陽介さんは「初めて池田作品を目にしたのは、藤本さんから贈られた木版画だったが、少女の姿が切ない作品だなと感じると同時に、自然の折り込み方などから秋田の風土を感じることができる」と話す。
会場では来場した子どもが「この作品が好き」などの話をする姿も見られた。山本さんは「アートは小難しく考えてしまいがちだが、池田作品は癒やされたり気軽さもあったりするので、年齢を問わずたくさんの人が見に来ていただけたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~19時(日曜は18時まで)。今月20日まで。
山本写真機店では今月20日、宇部ときわ公園で写真クラブ「cheeeese!!CLUB」の作品展を開く。UBEビエンナーレが開催中の野外彫刻展示場で、彫刻「蟻の城」の近くにメンバー約40人が撮影した100作品を展示する。詳細は同店ホームページで確認できる。