秋吉台サファリランド(美祢市美東町、TEL 0839-62-1000)で現在、レッサーパンダを見ながら食べる「レッサーパンダカレー」が人気を集めている。
レッサーパンダの顔をモチーフにした同メニュー。レッサーパンダの特徴のしま模様の尻尾をソースかけエビフライ、目をミートボール、ひげを揚げたパスタ、耳をチップス、まゆ毛をチーズでそれぞれ表現。平日1日10食限定で価格は700円。
レッサーパンダ舎に隣接する園内レストランで、飼育している2歳の「野乃香」と「風香」を観察しながら食べることができる。
同園の大橋伸洋さんは「初めは尻尾がなかったが、かわいらしく見えるようにと時間をかけて工夫した」と話す。昨夏完成した同舎を眺めながら、動物にちなんだメニューを食べられるようにと約2カ月間の試行錯誤を経て完成させた。
提供を開始した10月1日からこれまで、意外にも子どもよりも若い女性や学生グループを中心に好評で、用意した10食が完売する日もあるという。
「時間帯によってはカレーを食べながら、レッサーパンダが食事している様子も見られる」と大橋さん。「次はレッサーパンダをモチーフにしたスイーツも用意する予定。メニューをシリーズ化して当園の付加価値の一つにしたい」と話す。
同園では現在、「レッサーパンダ特集」として、8月に誕生した赤ちゃんの一般公開や、直接餌を与えられる「餌やり体験」(土曜・日曜・祝日限定、13時~13時30分、参加料100円)も実施している。
レストランの営業時間は11時~16時。