山口宇部空港(宇部市沖宇部)国内線ターミナルに11月16日、クリスマスツリーが設置された。
今年は「DREAMS COME TREE(ドリームズ カム ツリー)」と銘打ち、高さ約5メートルのツリーにメッセージカードを飾るほか、プレゼントの袋を手にしたサンタクロースの人形を周囲に配置しクリスマスムードを盛り上げる。
メッセージカードにはクリスマスに願いを込めて「なりたい自分」や夢を書き込む。現在までに約1000枚のメッセージカードが寄せられており、関東方面に受験に向かう高校生や飛行機を待つ利用客にも好評で、地元の幼稚園児もカードに願いを込めたという。
同ツリーの設置は、山口宇部空港ビルがFMきらら(新天町)に委託して実施。「夢は意外と文字にする機会がない。飛行機で旅立つ前に、この場所で思いを新たにしてもらえればと考えた」と同局の田村知里さん。「空港で幸せを少しでも感じてもらえれば」とも。
同空港では、クリスマスに向けたイベントとして今月23日に「KAKKY(カッキー) あなたの夢描きます in 山口宇部空港」を実施。当日抽選で選ばれた30~40人の似顔絵を、KAKKYさんが40秒で描くパフォーマンスを披露する。そのほか、長門・俵山から招く「俵山子ども歌舞伎&足湯in 山口宇部空港」(今月30日)やゴスペルライブ(12月22日)も予定する。