「年末ジャンボ宝くじ」が全国で一斉に発売された11月22日、宇部の「奇跡の売り場」宇部琴芝チャンスセンター(宇部常盤町1)に行列ができた。
2009年から3年連続で年末ジャンボ宝くじの1等当せんを出したほか、100万円単位の高額当せんを連発する「奇跡の売り場」として話題になった同売り場。昨年の年末ジャンボでは1等を逃したものの、今年の「ジャンボ宝くじ」では総額6,900万円の当せん金が出ている。
大安の初日は、開店前から約35人が行列を作った。その後も列は途切れず、開店から15分後には列が50人近くまで延びた。1時間前から並んだという1番客の60代女性は、「過去にこの売り場で購入して10万円が2回当たった。今年こそはと張り切ってきた」と億万長者を夢見る。
同売り場担当者は「初日から行列ができ、昨年同様に良い滑り出し。昨年の年末ジャンボでは、4年連続1等当せんの期待がかかっていたが出ずに残念だった。当売り場は今年も100万単位の高額当せんが相次ぎ、『奇跡の売り場』には変わりないのだが、億単位が出ないとお客さまには納得していただけないようだ(笑)。この4年間での当せん総額は14億円以上。今年は2年ぶりに出てほしい」と期待を込める。
年末ジャンボ宝くじの当せん額は、1等=5億円、1等前後賞=1億円、2等=100万円。当せん本数は1等=60本、1等前後賞=120本、2等=1800本。
今年より「年末ジャンボミニ7000万」が新たに登場。当せん額に「7」が付く「縁起のいいくじ」として売り出す。1等=7,000万円、2等=700万円、3等=70万円。当せん本数は1等=80本、2等=160本、3等=1600本。
営業時間は10時~18時30分(土曜・日曜は18時まで)。価格は1枚300円。販売は12月20日まで。当せん発表は同31日。