2013年の年末ジャンボ宝くじで、宇部の売り場から1等前後賞の7億円が出たことが1月7日、分かった。
当せんが出た売り場は宇部・東岐波の「宇部メルクスチャンスセンター」(宇部市東岐波)。ディスカウントストア・ミスターマックス前の同チャンスセンターでは、これまで2007年のロト6で1等(1億1,720万円)や2012年の「2000万サマー」で1等(2,000万円)を出した実績を持つが、「ジャンボくじ」での高額当選は今回が初となる。
「ただただ驚きの一言で、知ったときは思わず鳥肌が立った。本当に思わぬ快挙」と興奮した様子で話す同売り場販売担当者。同店は昨年、年末ジャンボ宝くじの発売2日前に店舗をリニューアル。外観をゴールデンイエローに新調した。さらに、店舗が東向きであることから「運気が上がり女神が舞い降りたのかも」とも。
当せん金支払い開始初日となった同日、山口宇部経済新聞の取材中にも来店客が切れることなく、利用客は当せんを知らせる掲示を目にすると、口々に「まさかここで」「本当に?すごい」「今度からこの売り場で買わんといけん」などと話し驚きを隠せない様子を見せていた。
一方、2009年から3年連続で年末ジャンボ宝くじの1等当選を出し、今回2年ぶりとして大きな期待が懸かっていた「奇跡の売り場」と呼ばれる「宇部・琴芝チャンスセンター」では、年末ジャンボミニの2等(700万円)1本と3等(70万円)が出た。
「『億』の当せんとはならなかったが、それでも『奇跡の売り場』まだまだ引きを持っている。市内に高額当選を出す売り場がまた増えたので、これからも盛り上げていければ」と同売り場管理担当者。
このほか広域宇部エリアでは、年末ジャンボ宝くじで「宇部ゆめタウンチャンスセンター」(妻崎開作)から2等(100万円)2本と年末ジャンボミニの2等(700万円)1本が出たほか、「小野田アルクチャンスセンター」でミニの3等(70万円)が2本出ている。