山口・阿知須に1月16日、タイ料理専門店「KANPANISTA(カンパニスタ)」(山口市阿知須、TEL 0836-65-2248)がオープンした。
「てしま旅館」を運営するテシマが新規事業として同旅館敷地内に出店。「食を通じた文化の接合」をコンセプトに、「勢いと躍動感のある国・タイ」(同社3代目社長の手島秀樹さん)をテーマに展開する。
店舗面積は約6坪。席数は、カウンター5席、テーブル席8席。柔らかくナチュラルな色合いに仕上げた店内で、「鶏のグリーンカレー」とシーフードの「エビのグリーンカレー」、チキンにパクチーを効かせたオリジナルソースをかけるタイ風チキンライス「海南チキンライス」(以上1,000円、スープ・ドリンク・サラダ付き)を提供する。
県産米を使ったオリジナルスイーツ「てしまんじぇココナッツ」(250円)やタイの「シンハービール」(600円)、「タンジェリンオレンジ」「タイ産パイナップル」(以上、350円)などのドリンクもそろえる。
主な調味料などはバンコクから仕入れ、米は「タイ米の最高級ブランド」のジャスミンライスを使う。店内では、ナンプラーや「トムヤムラーメン」、タイ風粥(かゆ)のインスタント食品も販売する。
オープンから約1週間。「SNSのみでの告知にも関わらず、連日満席で営業時間の終了を待たずに完売した日もある。好評を頂き、驚きながらも大変うれしく思っている。『本格的なタイ料理が食べられてうれしい』という声も頂いた」と手島さん。
「2月ころからはディナー営業も開始し、チャーハンやヌードル系のメニューも始める予定で、テークアウトも考えている。世界の中でも最もインパクトのある情熱的な国の料理を味わっていただければ。当店を核に輪を広げ、これから食と文化を発信していきたい」と意気込みを話す。
営業時間は11時30分~14時。