宇部井筒屋（宇部市常盤町1、TEL 0836-35-8100）で5月14日、物産展「全国うまいもの大会」が始まった。

人気の「クロワッサンドーナツ」

　1年ぶり2度目の開催となる同展。今回は、北海道や千葉、愛知、大阪や三重、福岡など全国各地から含む22社が出店し、うち10店が初登場。1日500個限定で販売する「赤福餅」（1,080円、今月16日まで）を目玉に、総菜や弁当、魚介類や和・洋菓子など幅広いジャンルでご当地グルメを販売する。

　初日には、地雷也（愛知）の「天むす」（5個入り、680円）や実演販売する味処創陽（岡山）の「贅沢（ぜいたく）あなごめし」（1,580円）には「途切れることなく」行列ができ、宇部の松月堂製パン（今村北4）が下関に出店するラ・フリトリー・セゾンの「クロワッサンドーナツ」（226円）は約400個を売り上げる人気ぶりを見せたという。

　そのほか、福岡の「梅ケ枝餅」（5個入り、650円）や栃木の「宇都宮餃子」（18個入り、1,050円）、三重の「伊勢茶」（1,080円）などのほか、岡山の「ままかり押し寿司」（540円）、岐阜の「五平餅」（150円）、北海道の「北の宝石弁当」（1,680円）などをそろえる。

　「今回は初登場の店を増やすことに力を入れた。同じ商品を出す店がないようにし、昨年よりもパワーアップした内容になった。ご当地の特産品やならではの逸品を多くそろえた」と同社の松村剛治さん。

　「今月17日までは日替わりで買い得商品を用意した。全国各地のおいしさを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

　営業時間は10時～18時30分（最終日は16時まで）。今月19日まで。