宇部・西岐波に12月1日、「流星鍼灸(しんきゅう)院」(宇部市西岐波、TEL 0836-51-4118)がオープンした。
同院を開いたのは、宇部出身で鍼灸師の中島潤さん。5年ほど前に鍼灸を志した中島さんは、広島の専門学校に通いはり師・きゅう師の資格を取得。卒業後に帰郷し、同エリアで両親が営む「中島はり灸院・整骨院」に約2年間勤務した。今回、「リラクセーションサロンのように気軽で身近に利用できる鍼灸院を開きたい」と独立開業した。
施設面積は約16坪。院内には診療室2部屋を設けた。中島さんが行うのは、古代中国から伝わる東洋医学の「経絡」を基にした治療法。「体のつぼの筋道から、体の五臓六腑(ろっぷ)や患部への気血を診察しながら針や灸で施術し、自然治癒力を高めていく」(中島さん)。
施術料は、一般=3,500円、大学生=3,000円、高校生=2,500円、中学生=2,000円、小学生以下=1,000円、70歳以上=2,500円。初回は別途500円がかかる。慢性的な体の不調や不定愁訴、風邪などに対応する。
「店名は、『気血の流れを正しくしていく』という治療法から付けた。痛みを感じる治療は行わず、一人ひとりに寄り添って日常での過ごし方の助言などもしていきたい」と中島さん。「これまで経験してきた接客業や治療を受ける側だった陸上選手の経歴も生かしながら、これからは治療家として日々勉強しながらまい進していきたい」と笑顔を見せる。
診療時間は9時~12時、15時~18時(土曜は9時~16時、木曜は前日までの予約で営業)。日曜・祝日定休。