宇部出身のアニマルバルーンパフォーマー・ザーキー岡さんが5月24日、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)内遊園地でパフォーマンスを行う。
東京を拠点に活動するザーキー岡さん(本名は岡崎哲士さん)。上半身裸のターザン姿で登場して風船で動物を作り、動物の生態やうんちくを面白おかしく織り交ぜながら、全身を使ってショーを繰り広げる。
20歳のときに声優を目指して上京した岡崎さん。声優のほか、俳優、お笑い芸人、リングアナウンサーなどの経験を積み、ターザン姿で「野生漫談」をしていたところ、3年前に友人からの誘いでバルーンパフォーマンスに出合い、野生漫談とバルーンパフォーマンスを融合させたスタイルでパフォーマンスを始めた。
「幼いころから動物が好きで、もともと手先は器用だったので『これだ』と思った。動物のバルーンアートは独学で難なく習得できた」と岡崎さん。約1年後の2013年秋には東京都が推進・公認する「ヘブンアーティスト」に合格し、東京でのイベント出演をメーンに活動の幅を全国に広げている。
当日は、同園で行われるウオーキングイベント「歩き愛(め)です」の一環でパフォーマンスを行う。全身ゼブラ柄の衣装で登場し、同園にちなんだ動物を取り入れながら約30分間のショーを披露する。
岡崎さんは「ショーの途中に予想外のことが起きて、それをお客さまの笑いに変えることができた瞬間が一番楽しい。これまでの経験を生かして自分にしかできないパフォーマンスを確立することができた。今後は、自分のスタイルを貫きながらさらに活動の場を広げていきたい。目標は『宇部まつり』のステージでパフォーマンスすること」と笑顔を見せる。
出演時間は、12時30分~、14時30分~。9時~10時は湖水ホール前でバルーン配りを行う予定。