宇部市で5月27日、自治体同士でスポーツへの参加率を競う市民参加型スポーツイベント「チャレンジデー」が始まった。
同イベントは、人口規模が同程度の自治体間で当日0時~21時までの間に、15分間以上継続して運動やスポーツを行った住民の「参加率」を競い合う市民参加型のスポーツイベント。毎年5月最終水曜に実施され、今年は全国で130の自治体が参加している。
今年初参加する宇部市は、7回目の参加となる岩手県奥州市と対戦。敗れた場合は相手自治体の旗を庁舎に一週間掲揚するユニークなルールが特徴。
当日はオープニングイベントとして、7時30分から渡辺翁記念会館(宇部市朝日町8)前の広場で、ラジオ体操を山口弁にした「山口元気ラジオ体操」と「太極拳」を実施。幼児から80代までの約200人が集まり、朝日を浴びながら汗を流した。
イベントに先駆けてあいさつした久保田后子宇部市長は「初参戦ということで、気合も十分。『宇部市健康づくり推進条例』も制定した。市民の皆さんに体を動かす楽しさを知ってもらい、健康づくりのきっかけになれば。今日は運動の輪を広げ、初戦を頑張りましょう」と呼び掛けた。
この日は、1日を通して市内各所で40種類のイベントを実施。15時45分からは、ユーピーアールスタジアム(宇部市野球場、同恩田町4)で、元プロ野球選手の真木将樹さんによる「野球教室」を行うほか、19時30分からはカレー店・キースパイス(南浜町1)で「姿勢を改善してカレーを食べる会」(参加費2,500円)も行われる。
個人での運動も、各自申告制で21時30分まで受け付ける。問い合わせ・報告先は宇部市チャレンジデー実行員会(宇部市総合政策部文化・スポーツ振興課内、TEL 0836-34-8628)まで。イベント内容など詳細は宇部市ホームページで確認できる。