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山口情報芸術センターで「未来の山口の運動会」 「新しいスポーツ」体験

東京で7月に開催された「運動会ハッカソン」の様子 画像提供:山口情報芸術センター[YCAM]

東京で7月に開催された「運動会ハッカソン」の様子 画像提供:山口情報芸術センター[YCAM]

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 山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)で12月13日、参加型スポーツイベント「未来の山口の運動会」が開催される。

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 同館初開催となる同イベントは、「新しいスポーツ」を創造するワークショップ「スポーツハッカソン」の一環。参加者30人が生み出す競技を「運動会」として実際に行う。

 当日は、学校や地域で行われる運動会では使われることのない、さまざまな道具やアイデアを詰め込んだ「新しいスポーツ」を約10種目用意。老若男女を問わずに参加でき、参加者には種目別賞やベストプレー賞など40の賞を設ける。定員は200人。

 同館広報担当の青柳桃子さんは「直前まで、どんなスポーツが生まれるか分からないのもこのイベントの醍醐味(だいごみ)。例えば、綱引きと玉入れを組み合わせた競技やスマホを使ったスポーツ、写真をフェイスブックに投稿して『いいね!』の数を競うようなものなど、これまでのスポーツの概念を覆すようなものが生まれるはず」と話す。

 会場ではそのほか、2013年に開発され第17回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞した「スポーツタイムマシン」も展示。プロジェクターで映し出す過去の記録と競争できる。

 「同館がこれまで培ってきたメディア技術を、芸術だけではなくスポーツの分野でも生かせるのではと1年前から進めてきた」と青柳さん。「スポーツはどの年代でも楽しめるので、幅広い方々に参加していただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は9時~18時。参加無料で、当日9時までの事前連絡が必要。申し込み方法は同館ウェブサイトで確認できる。

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