モノクロ写真をテーマにした写真展「colorII」が2月26日、宇部市文化会館(宇部市朝日町8)で始まった。
「everyone has their colors(みんなそれぞれのカラーを持っている)」がサブタイトルの同展。「山本写真機店」(中央町1)の写真サークル「cheeeese club(チーズクラブ)」の地元カメラマンが、2年ぶりに開く。
出展者は、青木英二さん、伊藤しおりさん、井上聖子さん、木原周子さん、坂上正典さん、野村一裕さん、眞鍋正宏さん、Katsumi Takahashiさん。8人が「一期一会」「real」「野良猫の居る世界」などおのおののテーマに沿い、未発表の写真を展示。1人11作品を出展し、88点を並べる。
会場内には、友人や知人、街で出会った見知らぬ人などに声を掛けて撮影した「color」のロゴを持った800人のポートレートの写真パネルも展示。プロジェクターでも写真を流し、空間も演出する。
発起人の木原さんは「サークルで写真を見せ合う中で、私が声を掛けて集まったメンバー。作品を見た方が、それぞれの感性で撮影のシチュエーションや色合いを想像しながら見てほしいと思い、モノクロをコンセプトにした」と話す。
「1年以上前から撮影を重ねて準備してきた。それぞれに思い入れを込めて撮影した中でも、よりすぐった写真を展示した。それぞれの『カラー』で作品をご覧いただければ」とほほ笑む。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月28日まで。