宇部・南小串の山口大学医学部付属病院ほど近くに、カフェ「cafepecco(カフェペッコ)」(宇部市南小串2、TEL 0836-43-7897)がオープンして約2カ月たつ。
1月27日にオープンした同店は、地産地消にこだわる「ご当地カフェ」。山口県6次産業認定を受けた米粉スイーツ「モチペッコ」をはじめ、山口市阿東の高級ブランド米「田楽米」や地元野菜を使ったヘルシーなランチメニューなどを提供する。
席数はテーブル21席。レンガ調の床材を使ってナチュラルに仕上げた店内には、お薦めメニューを分かりやすく記載した黒板を設置。女性客を中心に幅広い世代がランチや軽食として利用しているという。
同店の大西百合恵さんは、オープンからの2カ月を「SNSや口コミで認知が広まっている。目の前が病院なので待ち時間で来店される方や、学生などが過ごしていかれることも多い」と振り返る。
メニューは、「モチペッコ(プレーン、さくら、よもぎ)」(220円)、「たまごサンド」(257円)、「豚軟骨のカツサンド」(294円)、「カレーライスセット」など。「日替わりランチ」(以上980円)にはメーン料理、田楽米など7品にコーヒーが付き、メーン料理は週2回変えて提供する。モチペッコやサンドイッチはテークアウトできる。
下関の自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店「タカダコーヒー」(唐戸町)が監修するドリンクは、「カフェペッコブレンド」(480円)や「カフェオレ」(520円)、高品質なスペシャリティコーヒー「KENYA KARIMIKUI(ケニア カリミクイ)」(730円)、「BARI ARABICA(バリ アラビカ)」(700円)など11種類を用意する。
今後、新たなメニューの追加やスイーツの充実を図る。大西さんは「暖かくなればオープンテラスも使える。コーヒー一杯からでも気軽に来店し、のんびりと時間を過ごしてもらえれば」とほほ笑む。
営業時間は10時~17時。日曜定休。