山陽小野田の江汐公園(山陽小野田市高畑)で4月17日、春の恒例イベント「つつじまつり」が開催される。
約5万本のコバノミツバツツジのほか、ヒラドツツジ、キリシマツツジ、サツキツツジ、クルメツツジなど数種類のツツジが楽しめる同園。県内有数の「ツツジの名所」として知られ、同イベントの開催時には、700台の駐車場が満車になるほどのにぎわいを見せる。
現在、「標準木」としている管理棟裏のコバノミツバツツジが満開、江汐湖橋周辺は5~8分咲き、江汐大橋周辺は色づいた蕾(つぼみ)をつけている。同園管理棟の担当者は「開花時期は例年通り。コバノミツバツツジを筆頭に開花が進んでおり、今週末が見頃になりそう」と話す。
当日は、式典後にもちまきを実施し、ステージイベントが始まる。ステージには、高千帆中学校吹奏楽部や地元バンド、ダンスグループが登場。飲食バザーでは、カレーや焼きそば、チヂミ、フランクフルトなどを販売する。
距離の違う2コースを用意する「Ejioスタンプラリー」や「グリーン広場」での玉入れ大会、同園スタッフが園内を説明しながら巡る「散策ツアー」など、同園を広く使って楽しむ企画がめじろ押しとなっている。
目玉は、今年初登場の「遊覧車」(300円)。汽車を模した同遊覧車は管理棟裏から出発。「ツツジ山」をぐるりと一周して、春の園内を楽しむことができる。11時に出発し、随時運行する。
担当者は「ピンクや紫の色鮮やかな花が満開になると園内を歩くのが楽しくなり、私自身も写真を撮って回っている。今は小さくてかわいいコバノミツバツツジが見頃。種類による違いも楽しんでほしい」とほほ笑む。
開催時間は10時~15時。問い合わせ先は同公園管理事務所(TEL 0836-83-5378)まで。