山口県最年少司法書士が山陽小野田で開業 28歳・伊藤さん、「相手目線で一生懸命に」

山口県内最年少開業の司法書士・伊藤玄起さん

山口県内最年少開業の司法書士・伊藤玄起さん

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 山口県内最年少の司法書士・伊藤玄起さん(28歳)が4月、JR小野田駅前に自身の司法書士事務所(山陽小野田市日の出3、TEL 0836-43-6418)をオープンした。

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 山口県司法書士会の登録司法書士で現在最年少の伊藤さんは、青山学院大学法学部在学中の2013年に司法書士試験に合格し、卒業後には北九州・小倉の司法書士事務所に勤務。昨春Uターンして3月末まで宇部市内の司法書士事務所に在籍した。

 業務内容は、相続や贈与、売買などの不動産登記や設立、役員変更などの会社・法人登記、裁判所提出書類の作成など。モットーは「相手と同じ目線で優しく丁寧に、一生懸命に」。

 「もともと、専門職で人の手助けができる仕事がしたいという思いがあった」と伊藤さん。「司法書士は派手ではないが、責任の重さと緊張感のある仕事。手続き関係はもちろんだが、借金の再生手続きや相続に関する案件など、向き合って話をし司法書士として役に立てたときにやりがいを感じる」と笑顔を見せる。

 司法書士試験の合格率は2%~3%台。合格率が低いことからも高齢化が進んでおり、昨今では若手の司法書士が求められている。

 「業界の先輩と比べると知識や経験など、まだまだ至らないところも多いが、若さを売りにしてエネルギッシュに勉強し、10年20年後には『街の頼れる法律家』になれるように地域貢献し、頑張っていきたい」と意気込む。

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