農業・環境・食品関連商品の製造・販売を手がける三笠産業(山口市小郡下郷)は12月12日、山口・小郡下郷に洋菓子店「メイリリー」(小郡下郷、TEL 083-974-4563)をオープンする。
売り場面積は78平方メートル。床、建具、テーブルに木材を使用し、木の温かみがある明るい店内が特徴。店内には自由に休憩できるよう8席のイートインコーナーを設け、ドリンクの自動販売機を設置する。子ども連れの母親が来店しやすいように、おもちゃややDVDを置いたキッズスペースを設けるほか、入口横のウッドデッキにも子ども用遊具を置く。
同店では、シュークリーム「すずシュー」(130円)、「牧場とろりんプリン」(250円)、ベイクドチーズケーキ(300円)、焼菓子(130円~)など、100アイテムの生菓子、焼き菓子を販売。「シンプルだが素材のバランスにこだわり、甘さ控えめにしているのが特徴」(同店)だという。同社が製造・販売する「野菜ファインパウダー」を使ったクッキー、ソフトクリーム、シェイク、ロールケーキなどの野菜スイーツも提供する。
昨年7月に立ち上がった「メイリリー」ブランドは、同社が経営するフレンチレストラン「花陰」や農産物直売所「おいしませ市場」で洋菓子を販売してきた。今年8月に洋菓子店として店舗を構えることが決まり、4カ月かけて準備を進め今回のオープンに至った。
同店の甲斐純平店長は「入りやすくて、堅苦しくない『まちのケーキ屋やさん』を目指している。あらゆる世代をターゲットに、いろんな人に来てもらいたい。お客との間に壁を作らないような親しみのある店になれば」と意気込む。
営業時間は10時~19時。火曜定休。
三笠産業(©マルニ)