山口市は8月24日、山口情報芸術センター(YCAM、山口市中園町3)横に大手コーヒーチェーン「スターバックス コーヒー」が出店することを発表した。
店名は「スターバックス コーヒー YCAM山口中央公園店」(仮称)。場所は、YCAMの第3駐車場として利用している山口ケーブルビジョンとの間の土地。県内5店舗目、山口市初出店となる。
山口市が同所で軽飲食を提供する店舗を整備・運営する事業者を公募し、スターバックス コーヒー ジャパン1社からの応募・提案を受けて同社に決定。同日行われた市長定例記者会見で発表した。
敷地面積は約2176平方メートル、店舗面積は380平方メートルの予定。1階建てで、駐車場を設けるドライブスルー型の店舗になる予定。これから整備・工事を進め、2017年7月のオープンを予定する。
山口市ふるさと創生部文化交流課の古賀信幸課長は「同所は、市立図書館や中央公園、テレビ局が隣接する『情報文化ゾーン』。場所を意識した店名の提案を受け、出店にかける意気込みを感じる。周辺のにぎわいの創出はもちろん、スターバックスのブランド力と集客力で市民の憩いの場として付加価値が向上することを期待したい」と話す。