宇部の内装業者が新事業、イランじゅうたん「ギャッベ」 披露目イベントも

ギャッベ織り子のイラン遊牧民のターヘレさん、ナイエルさん、同社社長の佐々木さん

ギャッベ織り子のイラン遊牧民のターヘレさん、ナイエルさん、同社社長の佐々木さん

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 宇部・中山の「インテリア紅葉」(宇部市中山、TEL 0836-32-0306)が11月18日、イランじゅうたん「ギャッベ」の取り扱いを始めた。

イランの遊牧民が手織りするじゅうたん「ギャッベ」

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 輸入壁紙やカーテンの販売、内装業を手掛ける同社が新たに取り扱いを始めた。ギャッベはイランの遊牧民族・カシュガイ族が、羊の毛を天然の草木染で染色し、手織りで作られるもの。一枚ずつ異なるデザインや色合いが特徴。

 同社では新事業部を「ギャッベ専門店」と位置付け展開。ギャッベを中心に扱う「ゾランバリ社」から直輸入し、リビングサイズ20種類と座布団サイズ50種類を常時用意して販売する。

 同社社長の佐々木剛さんが「次なるインテリアとして床を彩るもの」を1年以上かけて探し、ギャッベに目を向けた。「手間暇かけて作られていることやデザイン一つにも意味があることに感動した」と話す。今夏には自らイランに出向き、ギャッベを買い付けてきた。

 同日から始まったお披露目イベントでは、店内でギャッベ約100枚を展示販売する。会場では、カシュガイ族の村長・ムサビさんと織り子のターヘレさん、ナイエルさんが来日し、実際使っている織り機でじゅうたん織りを実演。価格は2万円~250万円。

 「風合いや手触りなど国産にはないもの。暮らしにこだわる方に手に取ってほしい」と佐々木さん。「今後は壁紙・カーテンと合わせて床も取り入れたことで、インテリアデザインのトータルコーディネートの提案を積極的にしていきたい」とも。

 営業時間は9時~17時。11月27日まで。

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