県内有数の桜の名所・宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で3月18日、「さくらまつり」が始まった。
例年、「春のキャンペーン」の期間中の目玉として4月上旬に「さくらまつり」を開催してきたが、今年は規模を拡大して毎週末にイベントを展開。初日の18日には「ひつじのショーン」のバラエティーショーを実施した。
25日・26日は「日本酒フェア」を開く。「永山本家酒造場」(車地)の新酒や、県内の地酒など約30種類を一堂に集めた試飲即売会のほか、「銘柄当てクイズ」コーナーも用意。5枚つづりのチケット500円で好きな日本酒を試飲できる。
4月2日には、メインイベント「さくらまつり」を実施。飲食ブース「屋台村」や市内の和洋菓子店やパン店が出店して「さくらスイーツ」を提供するほか、遊園地内のステージで地元団体などがダンスや太鼓などを披露する。空気の彫刻「シーバルク」なども設け多彩に展開する。
8日・9日には、石炭記念館前に展示している蒸気機関車・D5118の企画展「よみかえる蒸気機関車」のスタートイベントとして「石炭まつり」を実施。機関車への投炭体験などを行う予定。
園内に3500本の桜があり「日本さくら名所100選」に選ばれている同園。今年は夜桜に注力し、湖水ホール横の桜山を3つのゾーンに分けてライトアップ。無色の投光器で照らすほか、ピンク色のライトアップと虹色のライトアップも行う。
同園管理課の木原大介さんは「桜が咲いている期間を通して、昼も夜もそれぞれ楽しんでいただけるように盛りだくさんで企画した。特に、夜桜には若者層の来場に期待したい」と話す。
現在のところ桜の開花はまだ確認されていないが、「全国的な予報を見ても、昨年と同じ3月24日ごろに開花し、4月第1週目が見頃になるのでは」とも。
イベントの詳細は同園ホームぺージで確認できる。桜のライトアップは4月9日まで。