宇部・新天町の商店街アーケード内で4月2日、「第1回 紙相撲大会」が開催される。主催は、宇部新天町名店街協同組合。
中津瀬神社前の広場で行う 「新天町春場所」。木の板で作った「土俵」(対戦テーブル)の上で紙の力士を対戦させ、土俵をたたく振動で相手を倒したり押し出したりした方が勝ちとなる。5ブロックでのトーナメント制で試合を行って優勝者を決める。
発起人は、「宇部ふるさと大使」で地域活性化事業に取り組む似顔絵師のKAKKYこと柿本賢治さん。シャッターが目立つ同商店街の活性化やにぎわい創出として半年ほど前から企画してきた。
「地元のために何かできないかと考える中で、私自身なじみのあった紙相撲に着目した。あえてアナログなことをすることで、人も集まりコミュニケーションも生まれるはず」と柿本さん。
「紙相撲は奥が深く、紙の曲げ具合や重心の位置などで勝敗が決まる。創意工夫して強い力士を作ってもらいたい。子どもだけでなく誰もが参加できることもポイント。商店街に足を運んでもらい、活性化の一助になれば」とも。
開催時間は13時~16時。定員は先着100人。参加には、対戦で使う紙相撲が描かれた専用シート(1,000円)が必要。事前にアーケード内の「ウベモクファーム」「田辺仏具本店」「繁光鮮魚店」「リエゾン」「重幸刃物店」で販売する。
問い合わせは「KAKKY CREATION」(柿本さん、TEL 090-4432-4615)まで。