「ロックシティ防府」グランドオープン-防府市長らがテープカット

同SC中央のセントラルコートで行われたテープカット

同SC中央のセントラルコートで行われたテープカット

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 3月14日、防府・鐘紡町のカネボウ防府工場跡地に山口県下最大級のショッピングセンター「ロックシティ防府」(防府市鐘紡町、TEL 0835-26-0609)がグランドオープンした。

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 当日開催されたオープニングセレモニーには、防府市・松浦正人市長、事業主体のロック開発(東京都千代田区)・羽間和彦社長、同SC同友店会・河戸健一朗会長、防府・東三田尻の双葉幼稚園園児らが参加し、テープカットを行った。カルスト草炎太鼓の演舞、ストリートパフォーマンスなども行われ、セレモニーを盛り上げた。

 オープンと同時に並んでいた人々が店内に流れ込み、モール内は客であふれた。スティックタイプのスイーツを販売する「36 STICKS」には、オープン直後から50~60人が列を作り、大型スポーツ店「コスポ」ではタイムサービスの品を求める人で混雑。山口市から移転したベビー用品の「アカチャンホンポ」では8台すべてのレジに客が並びフル稼働した。同社によると、14日~16日の3日間で12~3万人の来場者を見込んでいるという。

 同SCは、約34,000平方メートルの売り場面積を持つ県下最大級のSCで、モール部分に屋根のないオープンエア型を採用したのが特徴。団塊世代や団塊ジュニアファミリーをメーンターゲットとしたテナント構成で、多様なライフスタイルを提案する。

 準核大型店舗として地元の企業も出店。ファッション衣料販売の「エムラ」(防府市)は、防府・栄町にあった防府本店を同SC内に移転。約1,200坪ワンフロアの売場面積は、ヤング、キャリア、ミセス、メンズ、バッグ、シューズなど、幅広い層をターゲットにした21のコーナーで構成される。同社・江村育巴会長は「創業から72年目の飛躍ということで、これまでの陳腐化してきた事態に変化を与えようと出店を決意した」と話す。

 大型家具店の「太陽家具百貨店」(宇部市)は、約1,400坪の家具・インテリア雑貨を販売するホームファニシングストア「アンビオンス」を出店。同社・川崎清司社長は「このあたりにはインテリアショップがほとんどなく、遅れていると感じていた。今回、ホームファニシング店として出店し、地域の人だけでなく遠方からの来客も狙う」と意気込みをみせる。

 営業時間は、マックスバリュ=9時~24時、レストラン街=10時~22時、専門店街・フードコート=10時~21時、アミューズメント=10時~23時、レストランパーク=11時~22時。

大型SC「ロックシティ防府」がソフトオープン-近隣住民でにぎわう(山口経済新聞)防府・鐘紡町に山口県最大級SC「ロックシティ防府」-来月オープン(山口経済新聞)近隣の住民が参加した植樹祭(関連画像)建設中のロックシティ内部(関連画像)ロックシティ防府(©マルニ)

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