山口の老舗ギャラリーが30周年-30代の作家9人の作品を展示

長門市出身で東京都在住のイラストレーター・シンボロンさんの作品

長門市出身で東京都在住のイラストレーター・シンボロンさんの作品

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 山口・一の坂川沿い千歳橋そばの「ギャラリーナカノ」(山口市中央1、TEL 083-924-6648)で5月9日より、創業30周年記念企画シリーズ「30th Anniversary ギャラリーナカノQ展」が開催されている。

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 同ギャラリーの創業30周年を記念して、山口県にゆかりのある9人による絵画、立体作品、版画など約100点を展示する。今回出展している作家は、30周年にちなんですべて30代。単独でも個展ができるほど実力のある美術家や作家を同ギャラリーが選定した。「山口の美術を引っ張ってくれそうな、これからの可能性を秘めている9人」(同ギャラリー)だという。

 出品作家は、岡本よしろうさん(山口市在住、美術家)、シンボロンさん(東京都在住、イラストレーター)、末永史尚さん(神奈川県在住、美術家)、手嶋大輔さん(福岡県在住、美術家)、徳永隆治さん(宇部市在住、ガラス作家)、難波章人さん(福岡県在住、鉄の彫刻)、難波瑞穂さん(福岡県在住、版画)、中土井律子さん(萩市在住、絵画)、広澤仁さん(東京都在住、シルクスクリーン版画)。

 同ギャラリーは、1978年4月、現在の場所に「ぎゃらりぃ民芸なかの」としてオープン。1980年4月に「ぎゃらりぃなかの」と改め、年間30~35回の展示を30年間継続してきた。創始者で同ギャラリー代表の中野雅恵さんは「人と人とのつながりが、30年続いた原動力になった。作家や作品を見に来た人が盛り上げてくれたのがうれしい」と話している。

 営業時間は11時~19時。今月18日まで。

山口・徳地在住の画家が個展-色鉛筆で描く写真のような花々(山口経済新聞)山口在住のアーティストが個展-書とパステル画のコラボ作品など(山口経済新聞)「ハート」をテーマにした作品展「ラブ・イズ・アート展」(山口経済新聞)岩手の現代アートを支えたギャラリー「30年展」-12人の作家が出品(盛岡経済新聞)ギャラリーナカノ(©マルニ)

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