山口市中心商店街で5月24日、若者が商店街を盛り上げるイベント「Re:商店街祭 ~HAPPY~」が行われ、メーンステージ会場を中心にさまざまな催しが行われた。
同イベントは、10~20代の若者が中心となって盛り上げるイベントで、山口大学生で構成される団体「touch the bonnet(タッチ・ザ・ボンネット)」と山口市商店街連合会の共同主催。
同日は雨天のため、メーンステージ会場を中市商店街アルビ跡地から「ちまきや」前に変更し、よさこいやゴスペル、アコースティックバンドによるライブなど、さまざまなステージイベントが繰り広げられ、商店街を訪れた人たちが足を止めていた。みずほ銀行前のステージ1では、子どもを対象にした万華鏡づくり、どうもん広場のステージ2では、中村女子高等学校による食品販売、ハンドマッサージ、学校紹介も行われた。
山口ケーブルビジョンで放送中の商店街を舞台にしたヒーロー番組「CP戦士ぶちエージャー」から「ぶちエージャー」「わやスラー」「テレンコ」「パレンコ」も登場し、ステージ1では子どもたちと記念撮影などをしてふれあい、メーンステージでは「ぶちエージャーたいそう」を披露。ジャンケン大会も行われ、たくさんの親子連れが集まりゲームを楽しんだ。
メーンステージの最後には、同イベントのために作られたエンディング曲「ありがとう」を、「touch the bonnet」「RAFFAELLO」「ケンゴ」の出演バンド3組が披露。観客と一緒に歌い、イベントのフィナーレを盛り上げた。
出演団体の一つ「RAFFAELLO」(アコースティックバンド)を見に来たという23歳の女性会社員は「『RAFFAELLO』以外にも山口で活躍している人たちがいることを知った。他の人たちを見ることができて良かった」と話し、イベントを楽しんだ様子がうかがえた。
「touch the bonnet」代表の岩本伸也さんは「失敗したところなど悔いもあるが、みんなでイベントができて楽しかった。良いところもたくさんあったが、足りないところもあった。次にやることがあればもっといいイベントにする」と今後への意欲をみせる。
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