ときわミュージアムに「人面サボテン」-職員が気付き話題に

小さなサボテンが人間の目や鼻のように見える「人面サボテン」

小さなサボテンが人間の目や鼻のように見える「人面サボテン」

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 宇部・ときわ公園内にある「ときわミュージアム」(宇部市野中3、TEL 0836-37-2888)で開催されている「サボテンペン画展」に展示されている、人の顔のように見えるサボテン「人面サボテン」が話題を集めている。

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 人面サボテンは、「金鯱(きんしゃち)」という品種のサボテンで、推定年齢は70~80歳。高さ70センチのサボテンの真ん中に小さなサボテンが2つ並んで生えており、その下にもさらに小さなサボテンが1つ。これらが人間の目と鼻のように見えることから人面サボテンの呼び名が付いた。小さなサボテンはいわゆるサボテンの「子ども」。人によっては、下部のくびれが口に見えるという説もある。

 同ミュージアムで開催しているペン画展開催準備のために、大きなサボテンを展示しようとバックヤードからこのサボテンを持ち出したところ、職員が人の顔に見えることに気付いたという。テレビの地域ニュースや地方新聞で取り上げられたことから話題になり、「人面サボテン」を目当てに来場する人も多い。

 学芸員の山本容資さんは「見る人によって、『かわいい』とか『気持ち悪い』などとらえ方はさまざま。言わなければ気付かない人もいる。これをきっかけにサボテンに親しんでもらえれば」と話している。

 同展は、サボテン博士である故・伊藤芳夫さん(宇部市出身)が描いたサボテンペン画の展示を中心に、園内にあったサボテンセンターの歴史、サボテンの花の写真、サボテン塗り絵など、サボテンをいろいろな角度から紹介している。「人面サボテン」は、サボテンの進化の過程を表した寄せ植えオブジェの一部として展示されている。

 開館時間は9時~17時。火曜休館。入館無料。7月19日まで。

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