「山口アーツ&クラフツ」コンテスト、京都の木工作家が大賞受賞

木工作家・能勢貴臣さんのブース

木工作家・能勢貴臣さんのブース

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 山口市中央公園(山口市中園町)で10月25日・26日に開催されたクラフトイベント「山口アーツ&クラフツ」内で行われたコンテストの受賞作家が発表された。

多くの来場者が訪れた「山口アーツ&クラフツ」

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 「YAC大賞」に輝いたのは、京都在住の木工作家・能勢貴臣さん(neutral)。3年連続出展し、毎年徐々に山口でのファンを増やしていった。能勢さんのブースでは、きのこのようないす「きのこスツール」や木の人形「木のヒト」、ベンチ、はしなどの木工作品を展示販売し、等身大の木の人形(非売品)は特に目を引いていた。

 「YAC賞」に選ばれたのは、山口市のガラス作家・伊藤太一さん(たいちグラスアート)、山口市の染織作家・立石恵さん(GUMI)、山口市の陶芸作家・田端涼さん(pacca paca)の3人。地元山口勢が健闘した。

 能勢さんは「1年を通して下半期のメーンイベントに『山口アーツ&クラフツ』を置いて、制作に力を入れていたので、大賞という形になってうれしい。出会いもたくさんあったので、また来年も来たい」と喜びを語った。

 同コンテストは「ミルミルミセルコンテスト」の名称で、「山口アーツ&クラフツ」のテーマである「見る・観る・魅せる」の「魅せる」に焦点を当て、来場者の投票により評価するもの。来場者が「魅せる」という視点から、一番印象に残った作家を選び投票を行った。(©マルニ)

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