デンマーク発の北欧雑貨店「Flying Tiger Copenhagen（フライング タイガー コペンハーゲン）おのだサンパークストア」が7月5日、山陽小野田のSC・おのだサンパーク（山陽小野田市中川6）にオープンした。

店内に並ぶ「宇宙」をモチーフにしたグッズ

　1995（平成7）年にデンマーク・コペンハーゲンで誕生し、ヨーロッパを中心に世界中で900店舗以上を展開する同店が県内初出店。国内では2012（平成24）年に大阪・心斎橋に1号店をオープンし、同店は54店舗目となる。運営は「ゼブラジャパン」（渋谷区）。

　同社マーケティング部の坂牧美紗さんは、山口への出店について「2022年に期間限定で周南市にポップアップストアを開設したところ、県内への出店を望む声を多数いただいた。中国地方の店舗拡大を進める中、県内広域からの来店が見込める同SCへの出店を決めた。初日は朝6時30分から並んでくださったお客様の姿も見受けられ、期待値の高さを感じた」と話す。

　オープン初日は、平日ながら営業開始前から行列ができ始め、200人以上が開店を待ちわびたという。

　約68坪の売り場は、入り口から出口まで一周して商品全体を見られるようにレイアウトした「ワンウェイショッピング」で、キッチン用品やインテリア雑貨などのほか、文房具、おもちゃ、DIYアイテム、フィットネス用品、モバイル用品、レジャー用品、パーティーグッズ、菓子類など北欧スタイルの雑貨約1500種類以上を販売する。

　坂牧さんは「冬と夜が長く、おうち時間を得意とするデンマークからやって来た。カラフルでユーモアにあふれ、普段の生活をよりワクワクさせてくれるアイテムを見つけに店を探検しながら楽しんでほしい。スタッフは、思い思いのドレスアップ（仮装）をしているので、ぜひ『ハロイ！（デンマーク語でやあ！）』」と声をかけてもらえたら」と笑顔を見せる。

　同SCを運営する小野田商業開発営業部の福谷晋治部長は「県内での初出店に当館を選んでもらいとても光栄。今月11日には新たにアパレルショップのオープンも予定しているので、これを機に一層活気づき、買い周りを楽しんでもらえれば」と話す。

　営業時間は、10時～20時。