セッションワークショップとライブイベント「Jazz&スキャット」が9月13日・14日、宇部で開かれる。

イベントチラシ

　主催は、宇部出身で県内を中心に活動するシンガーのエルザさん。同イベントは、山口県が文化人材の育成を助成する「やまぐち若手文化人等スキルアップ支援事業」を活用して開く。

　エルザさんは「過去に自分自身が音楽に救われた経験から、音楽の力を信じ、『自殺者をゼロにしたい』という思いで活動している。どんな人にどんな音楽が当てはまるかわからないが、自己表現の場や音楽があることを知ってもらい、音楽を身近に感じたり楽しんだりする入り口を提供できたら」と話す。

　13日は「EMiKO VOiCE JAZZ&スキャットワークショップ」と題して、ボーカリストでスキャットワークショップなどを行うEMiKO VOiCEさんを講師に迎え、スキャットの歌い方などの参加型レッスンを行う（定員15人、要事前申し込み）。会場は「川上ふれあいセンター」で、参加費は3,000円。

　14日の「スキャット番長 EMiKO VOiCE with 阿部篤志（pf）ライブ」は、「馬場良治集估館」（際波）で行う。ジャズピアニスト・阿部篤志さんがスタインウェイ社製ピアノで演奏するのに合わせ、前日のワークショップ参加者を中心にスキャットを披露する「セッションワークショップ」、EMiKO VOiCEさんと阿部さんによる「ミニライブ」を開く。参加費は3,500円。ワークショップやミニライブは見学のみも可能。

　エルザさんは「以前から県内のジャズ人口を増やしたいという思いがあった。敷居が高く、近寄りがたいと思われがちなジャズに触れるハードルを下げ、身近に感じてもらうきっかけになれば」と話す。

　開催時間は、13日＝18時30分～20時30分、14日＝13時～16時。