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山口に居酒屋「いちか」 「間借り居酒屋」から独立、魚料理メインに提供

店主の富田裕斗さん

店主の富田裕斗さん

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 居酒屋「魚ノいちか」(山口市湯田温泉2、TEL 090-5218-1073)が9月14日、山口・湯田温泉にオープンした。

提供する「貝鮮やかん蒸し」

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 店舗をシェアする「間借り居酒屋」として2023年3月から営業していた小料理店「和創作 婆娑羅(ばさら)」(湯田温泉1)が店名を変えて出店した。

 店主の富田裕斗さんは「自分の店を持つという夢はずっとあり、良い物件が見つかったタイミングで決意した。鮮魚店や和食店で学んだ知識と経験を生かし、メニューは魚料理メインにリニューアルした」と話す。

 内装を土壁で仕上げ、「おしゃれで温かい雰囲気を意識した」という店内に、カウンター席=13席、座敷席=8席を設ける。

 提供するメニューは、貝類をやかんで蒸して特製出汁(だし)を味わう「貝鮮やかん蒸し」(1,200円)、毎朝水揚げされた魚介類を厳選して提供する「刺盛」(1,600円)、「タコノ一夜干し」(900円)、自分で仕上げる「ポテサラ」(500円)、「海鮮茶漬け」(800円)、「鯛ノ吸い物」(400円)など。

 ドリンク類は、日本酒、焼酎、サワー、ハイボール、ビールなどをそろえ、時期によって富田さんが選んだ日本酒を用意する。

 富田さんは「婆娑羅と同じように他の店にはないような料理を提供したいと思い、メニュー作りには力を入れた。魚は毎朝仕入れた新鮮なものを提供し、それぞれの魚の良さを引き立てる調理方法で提供する。旬の食材を味わってほしい」と笑顔を見せる。

 「カウンター席がメインでお客さんとの距離が近いお店なので、会話を楽しめる空間にしたい。お客さん同士も仲良くなれるような店になれば」とも。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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