宇部市港町埠頭で12月31日、年越しイベント「カウントダウン2025 in UBE」が開催される。
2012(平成24)年から続く年末恒例の同イベント。佐伯一仁実行委員長は、「花火は何千発も打ち上げるイメージがあるが、深夜ということで制限もあって75発程度しか上げることができなかった。今年は近隣住民の方からご理解とご協力をいただき、地元企業などからの協賛もいただいた。来場してくれる皆さんのご要望に応えて例年の5倍以上に増やすことができた」と話す。
会場には、「山口県中小企業経営者協会」が年越しそばやうどんなどの飲食ブースを出店するほか、キッチンカーが来場し、おでんやカレー、ベトナム料理、たい焼き、スイーツ、ドリンクなどを提供する。おもちゃすくいや輪投げなどの「キッズ縁日」も行う。
特設ステージでは、宇部太鼓やよさこい、地元アーティストがパフォーマンスを披露するほか、「コスプレコンテスト」も行う。毎年人気の「餅まき」は、21時と22時30分からの2回行う。年越しの瞬間は、来場者全員でカウントダウンした後、0時から花火を打ち上げる。
佐伯実行委員長は、「当初は近場の人が来るお祭りだったが、少しずつ周知されるようになり、近年は遠方からの来場もある。ここでカウントダウンをした後に琴崎八幡宮などに初詣に行くというルートができている様子。宇部市民のためはもちろん、地元の中小企業をもっと知ってもらうためのイベントでもある。みんなで頑張って作り上げているので来場して楽しんでほしい」と呼びかける。
開催時間は、20時~。飲食ブースは18時から出店する。