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山陽小野田の「花の海」、園芸売り場リニューアル 若い世代に楽しみ伝える

「花を生活の一部に取り入れてもらえたら」と藤井部長

「花を生活の一部に取り入れてもらえたら」と藤井部長

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 山陽小野田の季節体験農場「花の海」(山陽小野田市埴生、TEL 0836-79-0130)内の「園芸売り場」が2月1日、リニューアルオープンした。

リニューアルした「園芸売り場」

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 年間約2000万本の野菜苗や花苗を生産し、農家やホームセンターなどに卸している同園。今回のリニューアルは、自社製品や園芸のトレンドを周知し、楽しみながら苗を選べるようにすることを目的に行った。

 同園園芸企画部の藤井貴章部長は「これまではレストラン運営や収穫体験、農業イベント企画などを行う交流事業部が同売り場を管理してきたが、リニューアル後は苗やポットローズの生産、販売を行う生産事業部が管理する。生産者が自分たちの仕事の価値や思いを直接お客さんに届けられるようにした」と話す。

 同売り場の面積は、室内と室外で延べ390平米。室内の床の塗装を緑から白に変えて花が映えるようにしたほか、室外の軒を1.3メートル上げて明るく開放感のある売り場にした。

 植物の配置は、カテゴリ分けしたことで見分けやすくなった。現在は花の苗を中心に、野菜苗、観葉植物、多肉植物など約1000アイテムをそろえる。「今後も園芸資材の品ぞろえを充実させ、2000アイテムまで拡充したい。お客様のニーズに応えられる品ぞろえを目指す」と藤井部長。

 「少子高齢化で園芸人口も減少しているが、コロナ禍における在宅時間の増加や、多肉植物ブームなどで園芸に対する関心が高まっている。若い世代にも園芸の楽しさを知ってもらいたい。ライフスタイルが豊かになる花を生活に取り入れるきっかけになれば」と話す。

 営業時間は、9時30分~17時。

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