防府にアサイーボウル専門店「Ulu（ウル）」（戎町1）がオープンして、2月1日で4カ月を迎えた。

販売する「オレオヌテラアサイーボウル」

　「Ulu」は福岡に本店を構えるアサイーボウル専門店。同店が2店舗目で、飲食店やエステサロンなどを運営する「Queen（クイーン）」（宇部市西梶返）がテイクアウト専門で出店した。

　店長を務めるのは、同社の石古（いしこ）泰輝社長の父・人士さん。石古店長は「自分は飲食業で長年働いてきた。出店時に相談を受け、一緒にやってみようと思い、昨年春ごろから準備してきた。息子には親孝行の気持ちもあるのかもしれない」と笑顔を見せる。

　提供するアサイーは、ブラジルのアマゾンエリアで獲れたものを使用し、アサイー以外の果物は鮮度を考えできるだけ県内産のものを使用する。「本店で修業した味をお届けする」と石古店長。

　メニューは「アサイーボウル」（1,200円）、「季節のアサイーボウル」（1,500円）。プラス300円でドリンクセットにできる。「季節のアサイーボウル」は、季節ごとに期間限定商品を展開し、2月は「オレオヌテラアサイーボウル」を提供する。単品ドリンクは「アイスコーヒー」「ミルクティー」「オレンジ」（以上500円）などを用意する。

　オープンからの4カ月を振り返り、石古店長は「寒い季節でも行列ができるほど忙しかった。客層は女性が多く、世代はさまざま。お客さんの声を反映させ、改良を重ねながら商品を提供していきたいし、スタッフの言葉遣いや接客など気持ちの良いサービスも心がけていきたい」と話す。

　「今年は県外にも出店予定。西日本エリアでの多店舗展開を視野に入れていきたい」とも。

　営業時間は11時～16時。