
1月から冬季休業していた萩・むつみ地域のカフェ「ハギサギヴィンヤード」(萩市片俣)が4月12日、営業を再開した。
昨年12月14日にオープンした同店。店主の寺田充毅さんは、ワイン用のぶどうの生産とワイナリー設立を目的に2021年、妻・礼乃さんと東京から移住。ぶどう農家を営みながら週末を中心に不定期で同店を運営する。
寺田さんは「将来的にはワインの製造販売も予定しているが、まずは認知拡大の第一歩としてカフェを開いた。カレーやスープなどのワインにも合うメニューと、小川の桃を使用したご当地かき氷を提供し、来店のきっかけを作りたい」と話す。
場所は道の駅・うり坊の里KATAMATAの前。テイクアウトがメインで、店外にテラス席8席を設ける。
提供するのは、7種類のスパイスを使用したミャンマー風の「ポークカレー」(1,080円)、ピーナツと干しエビを使用する「チキンカレー(タイマッサマン)」(1,080円)、「クラムチャウダー」(590円)などの食事メニューと、ソーダフロート「ブルーバタフライ」(650円)、「ノンアルワイン」(760円)、「コーヒー」(430円)などのドリンクメニュー。
スイーツは、山口県内最大の桃の産地・萩市小川地区の桃を使用し、紅茶風味のシロップで仕上げた「桃のかき氷」(1,300円)を提供する。
寺田さんは「地元の人が様子を見に来てくださるなど、気にかけてもらえている。この地域にお返しができるように頑張っていきたい」と話す。
営業時間は11時~16時30分。営業日はインスタグラムで告知する。