
マルシェイベント「ばら売り量り売りマルシェ in 山口」が4月27日、山口合同ガス山口支店(山口市大内御堀7)併設の体験ハウス「ひまわり館」で開かれる。
必要な量だけを購入することで、食品ロスやプラスチックごみを削減する買い方を広めることを目的に、2022年から行われているイベント。主催する実行委員会事務局の藤本美砂子さんは「これまで宇部で5回開催し、延べ1500人以上の来場があった。アンケートでは宇部の次に山口からの来場者が多く、需要があると感じた」と話す。
出店するのは、「量り売り専門店F」(ナッツ、ドライフルーツなど)、「YAOYAオガタ屋」(季節の新鮮野菜など)、「ゴトウパン」(パン各種)、「河村酒場」(ジャム)、「楠クリーン村」(平飼い卵など)、「ときつ養蜂場」(はちみつなど)、「リブ・ラブ・キッチン」(焼き菓子など)など13店舗。
出店者は原則包装容器を使用せず、来場者は持参した繰り返し使える容器(弁当箱、密閉容器、空き瓶、マイボトルなど)で商品を受け取る。
当日は、来場者全員が参加できる抽選会やスタンプラリーを実施するほか、山口県廃棄物・リサイクル対策課による活動紹介なども行う。
藤本さんは「容器を持参することで帰宅してもゴミが出ないという経験は、実際に体験してみないとその良さはわからない。こうすればごみが減るというのをイベントを通じて学び、皆さんの生活に生かしてもらいたい。山口では初開催なので未体験の方も多いと思うが、ゴミが出ないマルシェに楽しく参加してもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~14時。各店売り切れ次第終了。