
宇部に「カツ丼としょうが焼き専門店-トンスケ-」(宇部市新天町1)がオープンして1カ月がたった。オープン日は3月18日。
店主の新門智行さんは宇部出身で飲食業界歴30年。障がい福祉サービスを手がける会社との縁をきっかけに出店した。
新門さんは「障がい福祉施設利用者の雇用の場を創出できればと出店に至った。周辺にご飯もののランチ店が少ないことと、障がい者が業務に従事するので作業効率を高めるために専門店にした」と話す。
店内に、カウンター席=10席、掘りごたつのボックス席=10席を設ける。
メニューは、「しょうが焼き定食」(並=4枚・1,000円、大=6枚・1,200円、特=8枚・1,500円)と、「カツ丼」(並=5切れ・1,000円、大=7切れ・1,200円、特=10切れ・1,500円)を用意する。ご飯の量は、並=200グラム、大=300グラム、特=350グラム。プラス200円で汁物をミニラーメンに変更可能。豚肉は国産、醤油ベースの甘辛いタレを使用する。
新門さんは「単純作業だけでなく、様々な仕事を担ってもらっている。楽しみながら安心して働ける環境の場を今後も考えていきたい」と話す。
「当店の周知はまだこれから。仕事の限られた昼休みの時間の中で、がっつりとエネルギーを入れてもらえたら」とも。
営業時間は、10時30分~15時。日曜・月曜定休。