
クラフト作品の展示販売イベント「アートクラフト天花展(てんげてん)」が6月27日・28日・29日の3日間、山口市産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」(小郡令和1)で開かれる。
主催は、作家グループ「手仕事天花展」。メンバーの藤本和子さんは「もともと仲間内の5~6人で集まってギャラリーに出店していたが、もっとイベントのような形にしようとスペースを借り、その規模に見合う人数の作家を募って開催したのが始まり。年に2回、趣味ではなく仕事として活動している作家を集めることで、お互いの士気を高めたり、親交を深めたりする場になっている」と話す。
同施設メインスタジオを会場に、陶芸やガラス工芸、織物、絵画、革製品、木工、版画、焼き菓子など、様々なジャンルの作家18組が出店し、展示販売を行う。出店するのは、さをり織りの「おりいね」、陶芸の「俵山無名塾」、ガラス・とんぼ玉アクセサリーの「いいだガラス工房」、木工や銅版画などの「木工房 空」など。
藤本さんは「今の時代、作品を買ってもらうのはなかなか大変だが、作り手としては、商売より思いを込めた作品を見てほしい気持ちもあり、ギャラリーよりも気楽に来場できるイベント形式で行う。キャッチコピーの『来て!見て!良いね』にあるように、みんなで集まって作品を見たり、喋ったりするのを楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は、10時~17時(最終日は15時)。