クラフトビールを楽しむ「SHINTENCHO乾杯フェスタ2025」が7月13日、宇部の商店街「ハミングロード新天町アーケード」で開かれる。

前回の様子

　主催は、地元有志による団体「いちご会」。商店街や中心市街地の活性化を目的に昨年初開催し、好評だったことから今年も実施する。

　植木真人会長は「昨年は約700人の来場があり、大きなトラブルもなかった。今年は1000人の来場を目指し、イートインスペースを増やすほか、『夜も飲みたい』という要望に応え、開催時間を延長する」と話す。

　当日は、中津瀬神社前の広場をメイン会場にし、アーケード内にイートインスペース約400席を設ける。料金はチケット制で、最大8時間飲み放題の「飲み放題前売りチケット」（4,000円、当日券は5,000円）のほか、「2杯チケット」（1,000円、当日のみ）を用意する。

　「ブルワリー部門」として、クラフトビールを製造する「山口地ビール」「礒金醸造」（以上、山口市）、「山口萩ビール」（萩市）、「石見麦酒」（島根県江津市）、「アーチブルワリー」（岩国市）が出店する。

　「三野酒舗」「DRAFTCAR TAPS!」（以上、宇部市）も出店し、「いちご会コラボ共存同栄クラフトビール」や「Dr.KONG BREWING」（宇部市）、「Shimonoseki Craft Beer」（下関市）、「スカイホップブルーイング」（周南市）、「BREWDOG」など、20種類以上のクラフトビールを提供する。

　「飲食店部門」では、「ESOLA 宇部新川店」や「米手」、「はっこうてい」、「お茶漬けバルSOT」、「蘭燈」など、市内の飲食店13店舗が出店するほか、「クムクムサンド」や「たきべん」などのキッチンカー5台が来場する。

　植木会長は「今年は開催時間も長いので、ゆっくり行こうという人も多いのではと予想している。昨年同様、宇部で人気の飲食店に、おいしい食事をたくさん出してもらうようお願いしているので、今回も盛り上がれば」と話す。

　開催時間は、11時～19時。荒天時は同月20日に順延する。