
一般社団法人「宇部青年会議所(宇部JC)」が8月30日、宇部市渡辺翁記念会館(朝日町)で「創立70周年記念式典」を開いた。
宇部JCは、1956(昭和31)年5月に全国で93番目の青年会議所として誕生して以来、「修練」「奉仕」「友情」の三信条の下、「明るい豊かな社会」の実現を目指して活動している。現在は会員30人が所属し、本年度は「RISE AS ONE ~まちと共に成長しよう」をスローガンに掲げる。
式典には、現役会員やOB、県内の青年会議所関係者、来賓など約250人が出席した。第70代理事長の松本誠矢さんは、これまでの活動を支えてくれた人々への感謝を述べ、本年度のスローガンに込めた思いを語った。今後の方針となる「5カ年運動指針」や、「70周年記念事業」のイベントも発表し、式典終了後は国際ホテル宇部で懇親会を開いた。
松本さんは「創立70周年という節目の年を迎えるにあたり、『シビックプライドの醸成』と『組織力強化』という大きな2つの柱を掲げた。自分たちの暮らす地域に対して、ここに住んでよかった、もっとこの街を良くしたいと思う心を、まずは私たちが持ち、そして市民に波及させていきたい」と話す。
記念事業は、宇部市ときわ公園でイベント「好きっちゃ宇部市 ~五感で感じるUBEのまち~」を9月20日に開催する。開催時間は11時~21時。宇部市の魅力を五感で体感できるような企画を実施する。