
大食いと早食いの両方を競う「食のトライアスロン」が9月1日、宇部の食堂「いっぺい堂」(宇部市居能町2、TEL 0836-31-2738)で始まった。
食べるメニューはトライアスロン競技のように3種類を組み合わせ、「大盛りラーメン」(豚骨ラーメン+替え玉)、「大盛り唐揚げ定食」(唐揚げ10個、ご飯、みそ汁)、「ダブルトンカツ定食」(トンカツ2枚、ご飯、みそ汁)の総量約1.8キロをいかに早く完食できるかを競う。料金は3,000円。
12月14日までの実施期間中、店内に暫定順位を掲示し、最終順位の入賞者を表彰する。1位には「同店お食事券3,000円分」、2位には「同店お食事券1,000円分」、3位には「から揚げ定食無料券」を進呈する。
店主のいっぺいちゃんは「今回の3種類はそれぞれが当店の人気メニュー。通常の総額よりも安く食べられるので実はお得かもしれない(笑)。優勝タイムは10~12分を想定しているが、強者は10分を余裕で切ってくるかも。信じられないタイムを見てみたいので挑戦しに来てほしい」と笑顔で呼びかける。
同店では、今年2月~3月に食べる量を競う「わんこつけ麺選手権」、同4月~7月には食べる早さを競う「タイムアタック選手権」を開催した。いっぺいちゃんは「今年は楽しんでもらえるイベントを盛大にやろうと計画し、今回の『トライアスロン』が集大成。これで3部作が完結する」と話す。
「わんこつけ麺選手権」は、22杯を完食した宇部市内の女性が優勝。「タイムアタック選手権」では、唐揚げ部門(から揚げ定食マウンテン=唐揚げ15個、ご飯、みそ汁)を森重光将さんが2分49秒、トンカツ部門(ダブルトンカツ定食)を岡村亮太さんが2分30秒という驚異的なタイムで制した。
いっぺいちゃんは「今回のトライアスロンで大食いと早食いの両方を兼ね備えた真のチャンピオンが誕生する。王者として歴史に名を刻んでほしい」と期待を込める。
営業時間は11時~14時、17時~20時30分。日曜定休。