山口・徳地の「あさむら いちご園」(山口市徳地岸見、TEL 0835-53-0960)は12月上旬より、朝摘みイチゴを使ったソフトクリームの提供を本格的に始めた。
イチゴのハウス栽培をしている同園では、今年3月から宮崎県高鍋町の人気店「新山いちご園」のソフトクリームミックスを使ったソフトクリームの販売を開始。生のイチゴがまるごとトッピングされたソフトクリームが人気を呼び、4月の週末や5月の連休には長い行列ができるほどだったという。イチゴが収穫できるのは5月末までのため、その後はブルーベリーやチョコレートソースを使ったソフトクリームを販売していた。
12月になり、イチゴの収穫シーズンに入ったことから、朝収穫したばかりの朝摘みイチゴを使ったソフトクリーム「ストロベリー」(350円)と「ダブルベリー」(380円)をメニューに加えた。今シーズンも収穫の様子を見ながら、5月末ごろまでの提供を予定している。同園の浅村久志さんは「『ストロベリー』や『ダブルベリー』目的で来園する人が多いので、可能な限り長く提供したい」と話す。
同園では、徳地エリアに関する情報発信も積極的で、徳地の洋菓子店で作った焼菓子を販売したり、敷地内にある10席のイートインコーナーを備えた小屋では、徳地在住の作家の作品や観光パンフレット、チラシなどを置いたりしている。浅村さんは「徳地の人が作ったものをできるだけ置くことで、訪れた人に徳地の良いものを紹介できれば。ソフトクリームを食べた後、徳地のいろいろなところを見て回ってもらいたい」と話す。
営業時間は10時~18時。月曜定休。(©マルニ)