
女性専用ドライヘッドスパ専門店「至福のひと息 phew.(フゥ)」(宇部市妻崎開作)が宇部にオープンして、9月24日で2カ月がたった。
店主でセラピストの秦彩花さんは、総合病院のNICUを含む病棟での勤務経験を持つ元看護師で、患者や家族を支える一方、自身も子育てや仕事で慢性的な疲れや睡眠不足に悩まされていた経験を持つ。「リラクゼーションと出会い、病気の予防や休息の重要性を痛感した。頑張るだけでなく、休むことにも価値を感じられる場所を提供したい」と出店を決めた。
店内には、リクライニングチェア1台とパウダースペースを設け、「単なる癒やしに留まらず、体の内側から整う感覚を実感できるようサポートすること」を重視する。施術は、まず好きなアロマを垂らしたフットバスで足湯を行い、水やオイルを使わずにオールハンドで頭皮をもみほぐし、「血行を促進することから始め、つま先から頭までをじんわりとほぐしていく」という。
メニューは、疲労がたまっている人や初めての人向けの「心と身体を休ゆるめる至福のひと息」(80分、7,800円)、リラックスしたい人向けの「自分へのご褒美にふぅとひと息」(100分、9,200円)、慢性的な肩こりに悩む人向けの「肩こりさんのためのひと息」(100分、12,000円)など6コース。オプションで「炭酸スプレー」(500円)や、「フットトリートメント」「ハンドトリートメント」(以上1,000円)も用意する。
「寝ても疲れがとれない、首や肩のコリが気になるなどはメンテナンスのサイン」と秦さん。「休むことに罪悪感を抱かず、何も考えずに『ふぅっと息を吐く』、自分を守る優しい習慣を提供したい」とも。
9月末までは、オープンを記念して「心と身体をゆるめる至福のひと息」を特別価格で提供する。予約や問い合わせはインスタで受け付ける。
営業時間は9時~16時30分(当日受付は10時まで)。