
今年で20周年の節目を迎える「着物ウィークin萩」が、10月1日から萩市内各所で開かれる。
20周年を記念して、「20」にちなんだ割引や特別メニューなどを用意するほか、最終日の「着物の日」(11月15日)には、一度は途絶えた「フェアウェルパーティー」も復活する。
期間中、着物姿の人に飲食店や観光施設など40施設以上で使用できるクーポン冊子「HAGI TRAVEL PASS」を進呈するほか、着物で和小物を作るワークショップ「和の学び舎」、特別メニューや限定御朱印などを用意する市内事業所との「20周年コラボ企画」など、着物にちなんださまざまな企画を展開する。
着物を持っていない人が手ぶらで参加できるように「着物レンタル」や「着付けサービス」を行うほか、旧久保田家住宅で着物をレンタルした人限定の「着物ガチャ」を設置する。
このほか、着物姿で萩の街歩きを楽しめるようにと、城下町の夜を竹灯りがほのかに彩る「萩・竹灯路物語」(10月10日~12日、18時~21時)、萩田町商店街で「萩・田町萩焼まつり」(10月11日~13日、10時~17時)、武士姿の大名行列が市内を練り歩く「萩時代まつり」(11月9日、8時~16時)などのイベントを同時開催する。
実行委員会の中尾成実さんは、「着物で楽しくまち歩きしてもらえるように企画を練った。萩の人々とのふれあいも楽しめるはず。着物で萩を歩き、タイムスリップしたような気持ちを感じてもらいたい」と参加を呼びかける。